TWVOB会の前事務局であり、OBから成る山学舎(奥飛騨山の村山荘)の西田です。定年後の活動として、同期の家内と以下の三つを計画しました。そして、先月この内の計画②まで行ったので報告したいと思います。
① キリマンジャロ登頂
② 自力世界一周
③ タスマニア島一周とクレイドルマウンテン登頂
今回の世界一周は9月後半に仕事に空きができたのに合わせ、急ぎ、世界一周航空券を購入し、短期間で計画を立て、ぎりぎり実行することができました。経路は東回りで、羽田 → ニューヨーク → チューリッヒ → バルセロナ → ウィーン → イスタンブール → クアラルンプール → 成田の16日間としました。各都市では街歩きと世界遺産見学ですが、バルセロナではモンセラート(日本名 のこぎり山)へ、ウィーンではザルツブルグへの日帰りハイキングを計画しました。しかし、モンセラートでは時間がなく，展望台までしか行けませんでした。また、ザルツブルグのホーエンザルツブルグ城ハイキングは列車が運休になり、行くことができませんでした。毎晩、計画と予約する状況だったので、準備と情報の不足が原因だったと思います。同行の家内は不安の連続だったかもしれません。この経験を計画③の実行に役立てたいと思うのですが、連日2万歩の行動のために、膝に炎症を起こしてしまいました。一方、家内の方は全く問題なく、もっと長い期間でもできたようです。70歳にして全てを計画し、実行できたことに嬉しく思います。自力で世界一周できた環境に感謝したいと思います。計画③は膝が完全に回復すれば、実行できるかもしれません。
飛行機からのモンセラート
「のこぎり山」の全景
モンセラートの岩山と修道院
当方は60歳の時に仕事のストレスのためか、上腸間膜動脈乖離を発症しました。偶然専門医に処置していただき、一命を取り留めました。そして、奇跡的に回復しました。一年間の運動禁止の後、簡単な山登りとスキーを徐々に開始し、今日の活動に至っています。百名山を中心にいろいろな山に登り、定年後に計画①のキリマンジャロに登頂することができました。ほとんど家内と一緒に出かけていますが、家内は同行看護者かもしれません。
OBの皆さんと同じように、遠い昔の現役時代、私は北アルプスにどっぷり浸かっていました。剣岳と剣岳北方稜線によく出かけました。多くの足跡を残したと思っています。他の山域に出かけることはありませんでした。ただ、北海道大雪山系と屋久島の山々には夏山合宿で出かけました。50歳ごろから、また、山に登りたくなり、懐かしい山や行ったことのない山に出かけるようになりました。百名山は現在、90座で、あと10座で完登になりますが、体力的に難しいと感じています。個人的に日本九十名山完登にしています。九十名山には何回も行っている好きな山があります。八甲田、蔵王、尾瀬、白馬、乗鞍、そして、立山には毎年出かけています。海外の山にも出かけており、以下のハイキングや登頂を楽しみました。
- ユンガーシャル2136mハイキング，オーストリア・バード・ガスタイン，単独ハイキング
- キナバル山 ローズ・ピーク4095m登頂，マレーシア・ボルネオ島，夫婦で登頂
- ブレッシュ・デュ・ブレヴァン2525mハイキング，フランス・シャモニ，単独ハイキング
- マッターホルン ヘルンリ小屋3260mハイキング，スイス・ツェルマット，夫婦でハイキング
- キリマンジャロ ウフル・ピーク5895m登頂，タンザニア・キリマンジャロ州，夫婦で登頂
- アンコールワット三聖山ハイキング，カンボジア・シェムリアップ州，夫婦でハイキング
- マチュ・ピチュ遺跡2430mハイキング，ペルー・クスコ県(アンデス山脈) ，夫婦でハイキング
アフリカ大陸最高峰 キリマンジャロ
ウフル・ピーク5895m 夫婦で登頂
海外のハイキングは、各国のいろいろなことがわかるので、これからも出かけたいと思っています。
皆さんもいろいろなところへ出かけられると思います。質問や関心があるようでしたら、遠慮なく、気軽にお問い合わせください(E-mail nishida1104@yahoo.co.jp)。意見交換、情報交換できたら、大変嬉しいです。