低山山行~鳥取県大山町・伯耆大山~
<S56 羽場政彦・三希子>
今回は、北陸から離れた日本百名山の伯耆大山に登りました。S55入学の岩井先輩は昨年、53年間かけて100名山を全制覇されましたが、私もせめて本州の百名山だけはと思い頑張っています。さて、私の娘は岡山県で働いており、中国・四国地方に行く機会には宿泊地として利用しており、今回の登山も計画しました。親子3人での登山は、西穂高岳(H24)、焼岳(H26)、白馬大池(H26)に続き4回目です。
駐車場(トイレあり、登山届)
さて、伯耆大山は標高1,729mの成層火山で中国地方の最高峰です。鳥取県西部の旧国名が伯耆国であったことからこう呼ばれています。また、見る方角によっては富士形に見えるその山容から伯耆富士や出雲富士とも呼ばれています。最高点は剣ヶ峰ですが縦走路が危険であり、古くから第二峰の弥山(みせん1709m)が一般には頂上とされています。
1日目は石川県から岡山県倉敷市へ、2日目高速道路で鳥取県大山登山口へ向かいました。登山届は駐車場横でも提出できますが、オンライン提出が便利で、下山届も簡単に出すことができます。
【令和6年6月17日(月)行程】
5:00 岡山県倉敷市 出発
7:00 南光河原駐車場 到着
7:30 夏山登山道を出発(750m)
8:00 二合目 小休憩
8:55 六合目避難小屋(1350m)
休憩 9:10発
9:45 八合目 小休憩
10:10 頂上避難小屋(1685m)
〈トイレ、売店あり〉
頂上・展望ポイント(1709m)
昼食
10:45 下山
11:30 六合目避難小屋
11:45 分岐で行者登山口へ
12:50 大神山神社奥宮
いたる所に看板
六合目避難小屋簡易トイレ
夏山登山口
展望は最高で~す
夏山登山道ですが、とにかく階段、階段の連続です。頂上付近になると木の廊下となり歩きやすかったです。平日でも人が多く、やっぱり人気の山だと思いました。そのため、○合目、標高○mなどの標識が所々にあり、あと少しと思いながら行くと頂上でした。
いつもはおにぎりだけ持って行くのですが、今回は娘に若さを見せつけようと、おにぎりに加え、ラーメン3食分と2Lの水やガスコンロを持って登りました。久々の重さでした。頂上避難小屋でカップラーメンは600円で、頑張った甲斐がありました。また、トイレは協力金500円という形でした。
頂上付近 木道
頂上には日本海側に向いて展望デッキがあり、眼下の堺港の丸くなった入り江や米子平野、そして周辺の雄大な景色を見ることができ、やっぱり山はいいな~と改めて思いました。
下山は、大神山神社奥宮に着く行者道を行きました。こちらも木の階段の連続で、夏山登山道より急です。元谷避難小屋からは谷の道となり、風が心地よく、鳥の声やカエルの声が楽しめました。奥宮でお参りし、長い参道を歩きました。横には大山寺がありましたが、また120段の石段だったのでやめました。
麓にはいろいろな店があり、モンベルが山用具や食事所も運営しており、ソフトクリームを頬張りました。頑張った体にしみわたりました。恒例の温泉探しですが、駐車場から歩いて3分の所に、由緒ある豪円湯院温泉があり、JAF会員は30円引きで750円でした。 午後3時には大山を出発し、岡山県でもう1泊しました。夜は焼き鳥屋でビールを飲み、ぐっすり眠れました。娘たちは筋肉痛が…と言っていましたが、私は何ともなかったです。週2回のジム通いのおかげか、なんとかこの体力で8月のTWV山の日を迎えたいと思っております。
頂上での記念写真
頂上の展望デッキ
やっぱり山はいいですね
ラーメン最高